真水稔生の『ソフビ大好き!』


第257回 「続・食べる事は生きる事」 2025.6

 前回の冒頭で、

 なんか、昨年末からずっと、食べ物の話ばかりしてる気がする・・・、

って述べましたが、
その昨年末の、第251回「食べる事は生きる事」が好評でしたので
(といっても、読んでくれた友人の2人が褒めてくれたり喜んでくれたりしただけですけど(苦笑))、
嬉しかったンですよね。気分が良かったンです。
なので、その後もついつい、
僕が何かを食べてる写真やその食べ物の写真を載せたくなり、結果、毎回のように “明るく楽しい食生活” の一端を紹介していた次第。

そこで、
もう、それならば・・・、と
思い切って今回と次回、2ヶ月連続でその第251回「食べる事は生きる事」の続編を、綴る事にしました。
僕が好んでよく利用しているお店や美味しいと思う料理は、まだまだたくさんありますし、
元気に一生懸命働いて、
自分の時間を豊かな気持ちで過ごすには、
やっぱ、美味しい食事で心と胃袋を満たし、健康を維持する事が出来てこそ、ですからね。
ソフビを愛でる幸せに浸るにも “明るく楽しい食生活” は必要不可欠、というわけです。


そんな思いを込めて、
では、早速、始めさせていただきましょう。
続編の1軒めは、こちら。
喫茶ゾウメシ
名古屋市西区菊井一丁目24の13 (052)565-0500
営業時間:午前9時~午後6時
定休日:不定休

愛知県の西尾市にある今井醸造という味噌屋さんが、
その西尾市で “ぞうめし屋” という食堂を経営なさっているのですが、
こちらは、その2号店で、“喫茶店版 ぞうめし屋”、といったところでしょうか。
レトロモダンな雰囲気のお店で、とても気に入っています。

ただ、
1号店との差別化を図るためでしょう、
“ぞうめし” を “ゾウメシ” とカタカナ表記にしてあるため、
個人的には、昆虫のゾウムシを思い出してしまい、一瞬、食欲が萎えますが(笑)、
そんなマイナス要素は1秒で吹き飛ぶくらい、美味しいンですよね、提供して下さる料理が・・・。
味噌屋さんが経営しているお店ですので、
当然の事ながら、
1号店の “ぞうめし屋” 同様、
味噌を使ったメニューが “売り”で、
名古屋人なら誰もが好きな
味噌煮込みうどんや味噌カツサンドなど、
もう絶品揃い。
その中でも、僕のイチ推しは、こちら。
肉みそのり玉プレート。
肉味噌のコクと甘辛加減が、御飯にめちゃくちゃ合うンですよねぇ・・・。
そこに、御飯の上に乗ってる温玉も崩して混ぜたら、その味の調和は、もう、最強。

 飲み込んでしまうのがもったいない・・・、

って感じるくらい美味しいです。
添えてある焼き海苔や野菜との相性も抜群。
完全無欠のワンプレート、です。


さて、
お店の入り口のオーニングテントにもマークが描かれているように、
ゾウメシ屋の “ゾウ” は “象” なのですが、
僕は、“象” と聞いて、象を思い浮かべるのはもちろん、
もうひとつ、同じ動物の “虎” も、思い出しちゃうンですよね。
何故かというと、
それは『鉄人タイガーセブン』のせいなンです。
『鉄人タイガーセブン』は、
『宇宙猿人ゴリ』や『快傑ライオン丸』で有名なピープロが制作し、
昭和48年の秋から翌49年の春まで放送された特撮ヒーロー番組なのですが、
自身に移植されている人工心臓の寿命が
間もなく尽きる事を知った滝川剛(タイガーセブンに変身する主人公)が、
人知れず死んでいく最期を選び、
最終回のラストシーンで、

 「野生の象が自分の死に場所を探すように・・・」

と心の中でつぶやきながら、仲間や恋人の前から去っていくのです。

僕は、それで、

 象は死期を悟ると群れを離れてひっそりと死んでいく、

という事を知ったので、
いまだに頭の中で象と虎がリンクしてる、というわけなンです。

・・・ただ、象のそのような死に方は、ただの伝説であって、事実じゃないそうなンですよね。
知らんかったンだろうなぁ、滝川剛・・・(笑)。


『鉄人タイガーセブン』関連のソフビは、
番組放映時、ブルマァクから発売されていました。
スタンダードサイズだと、主役であるタイガーセブンの人形しか存在しませんが、
ミニサイズだと、下記のように、タイガーセブンのほかに敵キャラが4種もあるので、闘わせて遊ぶ事が出来ます。
タイガーセブン
どちらも、全長約13センチ。 

 ギル大使
 全長約12センチ。

 黒仮面
 全長約13センチ。

 カッパ原人
 全長約12センチ。

 オイル原人
 全長約12センチ。
                 
               


続きまして、2軒めはここ。
すまいりー
名古屋市天白区福池2の3 098-1626-5549
営業時間:午前11時~午後7時
定休日:不定休

たこやき屋さんです。
1個1個丁寧に作ってくれる、まん丸のきれいな形のたこやきは、
おおぶりで弾力のあるたこが入っていて、食べ応え抜群。
池田駿介さんが営んでおられたゼロワンチェーンのたこやきもそうでしたので、
誠に個人的は話ではありますが、
お店へ足を運ぶ度に池田駿介さんの事を思い出し(第77回「池田駿介さんに捧ぐ」参照)、
胸が熱くなってしまいます。
ただ、今回紹介させていただきたいのは、
こちらの、“明太マヨだくたこやき” と “ヤンニョムチーズたこやき”。
池田駿介さんの笑顔がよみがえるノーマルなたこやきも美味しいですが、
はっきり言って、
ここへ来たら、この2つの “創作たこやき” を食べなければ、意味がありません。
まさに、すまいりーのエースと4番、って感じ。
めちゃくちゃ美味しいです。

たこやきと言えば大阪ですが、
ここの “明太マヨだくたこやき” と “ヤンニョムチーズたこやき” は、
名古屋名物として認定してほしいくらい。誇れる味です。 
カウンター席があるので、店内でも飲食可能ですが、
今日は、天気が良いので、
テイクアウトして、お店の近くにある公園のベンチで、缶ビール片手にいただく事にしました。

もう、最高です。
穏やかな陽射しの中、
ほろ酔い気分で口に運ぶ最高に美味しい “創作たこやき” は、究極・至福・大満足の味。
こんなに幸せな気分を、こんなに手軽に味わえて、なんて嬉しい事でしょう。
すまいりーさん、ありがとう!


エレキバス
ポピー製、全長約11センチ。

昭和55年放送開始の『仮面ライダースーパー1』に登場したタコの怪人で、
この人形は、番組放映時の商品。

前作『仮面ライダー(スカイライダー)』に登場した、
ライダーシリーズ史上初のタコの怪人であるタコギャングが、
水中戦を得意としたり、墨を吐いたり、と
オーソドックスな “タコの化け物” であったのに対し、
エレキバスは、
体に数千ボルトの電流が流れており、
電気鞭にもなってる触手からビームを発射したり、人間に抱きついて感電死させたり、と
“タコの化け物” としては革新的な能力を備えていて、
“タコの食べ物(つまり、たこやき)” を傑作なアレンジで無敵の味にした
すまいりーさんの “創作たこやき” に通ずるものがあります(笑)。

また、名前も、
“タコギャング” なんていう間の抜けたものでなく、
“エレキバス” と何やらお洒落でカッコよく、
タコという生き物の一般的なイメージを、いい意味でぶち壊していて斬新。
しかも、

 電気(エレキ)+ タコ(オクトパス)

で “エレキス” となるところを “エレキス” ですから、ふるってます。
まぁ、おそらく、
何かの際の書き間違いか言い間違いか聞き間違いが、
誰にも気づかれずそのまま正式名称になってしまったのだろうとは思いますが、
結果的に、それが “タコの化け物” としては異端である事に効果的に作用して、
くせもの感を倍増させてます。 


エレキバスを「エレキパス」って言う人は、
『超人バロム・1』のエビビルゲを「エビゲルゲ」って言う人と同じで、
特撮ファンとしては、
“もぐり” か “にわか”、あるいは極めて愛情の薄い無神経な人物ですね。信用出来ません。
思わず「このタコ!」って嘲りたくなります(笑)。 


最後、3軒めは、
絶品の “白いアジフライ” が食べられる、こちら。

アオハル食堂

名古屋市南区三条2の1の13 070-5405-5266
営業時間:午前11時~午後2時、午後6時~午後9時
       (月曜日は午前11時~午後2時のみ)
定休日:日曜日、祝日

月並みな言い方ですが、
ここは “本当は教えたくない隠れた名店” であります。
まぁ、隠れた、といっても、
派手な看板を掲げず地道に営業されている、
カウンター席のみの小さなお店、ってだけで、
名古屋人で外食をよくされる人なら、
間違いなく御存知でしょうけどね。
だって、めちゃくちゃ美味しいですから、ここのアジフライ。
 

 “五島列島の漁師から直送”のその味を満喫すべく、
刺身と揚げ物の両方が味わえるアホハル定食を注文。

まずは、御飯とみそ汁と刺身が登場。
今日のお造りは、
真鯛にヒラメにヒラマサとミズイカ(アオリイカ)、
あとはタコのやわらか煮。
どれも幸福に直結する美味しさ。最高です。
そして、程なく揚げ物が降臨(笑)。
これが、アオハル名物の “白いアジフライ”。
となりのチキンカツまで白いです。
低温でゆっくり揚げているからでしょう、
衣が白いンですよね。
そのおかげで、アジもチキンも、
本来の味が瑞々しく堪能出来るのです。
特にアジフライは、
ふわっ、とした優しい口当たりからの濃厚な味の刺激に、もう、全面降伏。
死ぬほど美味しいです。
死ぬほど美味しいけど、
こんなに美味しいものが食べられるのに、おいそれと死ぬわけにはいきません(笑)。
僕は生きる。
このお店の、この “白いアジフライ” を食べる続けるためにも・・・。 

ところで、
アオハル食堂の “アオハル” は、“青春(せいしゅん)” を訓読みしたもの。
“青春” と“白い・・・” をキーワードにすると、
僕は、高校2年の時の文化祭におけるクラス対抗合唱コンクールの事を思い出します。

ただ、青春といっても、単に高校生だった、ってだけで、
べつに、その合唱コンクールに青春ドラマのような汗と涙の物語があったわけではありませんけどね。
そもそも、男子校でしたので、

 こんな、むさ苦しい野郎どもだけの合唱なんて・・・、

って、僕だけでなく全校生徒が思ってたし(笑)、
只々かったるいだけだったのですが、
そのかったるい行事をなんとか面白いものにしようとしたのか、
ホームルームの際、クラスメイトの誰かが、ふざけて僕を指揮者に推薦したンです。
普通は、
そういう面倒くさい役回りは級長が仕方なく担うか、
あるいは、ピアノか何かを習った事がある、音楽に少しは心得のある子がいればその子が選ばれるものを、
級長でも何でもない、楽譜も読めない、そんな僕を指揮台に立たせて、
みんなで笑いものにしようという、質の悪いいたずらです(笑)。

 「おう、そうだ、そうだ、真水がいい!」

とか、

 「やっぱり、真水しかいない!」

とか、
端から合唱コンクールになど真面目に取り組む気が無い連中が、悪ノリして無責任な事を言い出し、
結局、満場一致で僕に決まってしまったのですが、
幼い頃から、誰かに見られる・注目される事に抵抗が無い・・・ってか、むしろ、見られたい・注目されたい性分でしたので
悪い気はしなかったし、

 こんな坊主頭(野球部でしたのでね)の、音楽になど無縁な見た目の僕が、
 さも音楽に精通してるかのような顔して指揮棒振ってるその絵面は、確かに面白いかも・・・、

なんて客観的に思ったので、

 「勘弁してくれてぇ~」

なんて言いながら、素直に引き受けました(笑)。

・・・で、
次に、合唱する歌を決めなければならなかったのですが、
或る一人の子が、

 「ワイルドワンズの『白い水平線』がいい」

って言ったら、
そんな歌、たまたまその子が好きだっただけで
とくにヒットしていたわけでもないので、その子以外のクラスメイトは誰も知らないのに、
これまた、端から合唱コンクールになど真面目に取り組む気が無い連中ゆえ、
満場一致(ってか、ほかに意見を言う子が一人もいなかった)で決まってしまいました。

僕は指揮者という立場上、一応、その歌をちゃんと覚えなければならないと思い、
ホームルーム終了後、その、ワイルドワンズさんの『白い水平線』を推した子に、
レコードなりカセットテープなりを貸してくれるよう頼んだのですが、
なんと、その子は、
レコードもカセットテープも持っていない、との事で(とことん無責任)、驚いてしまいました。

 どうするのよ、これ・・・。
 え? 僕がお小遣いはたいてレコード買わなきゃならないの?
 まぁ、べつにワイルドワンズは嫌いではないので、絶対にイヤ、って事は無いけど、
 なんか、納得いかないなぁ・・・、

なんて思っていたら、数日後、
その合唱コンクールの審査員をする先生(40代~50代前半くらいのオジサン)に廊下で呼び止められ、

 「君のクラス、楽譜の提出がまだだぞ。
  君は指揮者だろぉ? 何をやってるンだ、早くしなさい」

と、叱られました。
僕はそこで初めて事前に楽譜を提出しなければならない事を知ったのですが、
そんな、

 50人近くいるクラスの中でその歌を知っているのはただ一人、
 しかも、唯一知ってるその一人がレコードもカセットテープも持ってない、

なんて歌、楽譜なんか用意出来るわけがないので、

 「楽譜はありません」

と先生に伝えると、

 「楽譜が無いのに、どうやって審査しろ、と言うんだ?
  ちゃんと楽譜が用意出来る歌を選び直して、早急にその楽譜を提出しなさい」

と、また叱られました。

 「どうやって審査しろ、と言うんだ?」と言われても、
 審査してくれ、って
 こっちが頼んだわけじゃないし、
 そもそも “合唱” なんてべつにしたくないのに、
 学校行事だから、と付き合ってやるのはこっちなンだから、
 そんな言い草は無いだろう・・・、

とイラッとしながらも、
“指揮者” というクラスを代表する立場になってしまった以上、仕方なく、
その日のホームルームの時間に、皆にその旨を伝えたのですが、
相変わらず、端から合唱コンクールになど真面目に取り組む気が無い連中は、
何も考えてくれず、おしゃべりしたり、机に突っ伏して寝ていたりするだけでした。

すると、先ほどの審査員の先生が、
たまたま通りかかったのか、あるいは、気にしてくれてたのか、
困っている僕の様子を廊下で見ていたようで、突然、ホームルーム中の教室に入ってきて、

 「おい、君たち!
  ふざけてないで、ちゃんと相談して、早く決めろよぉ!
  真水も不慣れな指揮者を引き受けてまでコンクールを盛り上げようとしてるんじゃないか!
  協力してやれよぉ! 君たちの歌う歌だぞ!」

と熱く訴えてくれました。

けど、僕は、その先生に、

 音楽の心得が無いなのに仕方なく指揮者を引き受けた、

なんて話はしていないし、

 合唱コンクールを盛り上げよう、

なんて素振りも一切見せていない(そんなふうに思っていないのだから当たり前)ので、
その先生が勝手に僕を、

 音楽が苦手なのに、指揮者を引き受け、
 合唱コンクールをなんとか盛り上げようと一生懸命な生徒、

って思い込んで決めつけてるだけでしたが(苦笑)、
あまりに熱いその先生のテンションに、
皆もおしゃべりしてたり居眠りしてたりするのをやめてくれたので助かりました。
そこで、

 「みんなが知ってる歌、何か挙げて下さい」

と僕が言うと、誰かがポツリ、

 「ハイスクールララバイ」

って呟きました。
当時、大ヒットしていたイモ欽トリオさんの『ハイスクールララバイ』です。
合唱曲として相応しい歌だとは思えませんでしたが、
ほかに意見も出ず、
また、『ハイスクールララバイ』なら、
月刊明星か月刊平凡に付いてる歌本に楽譜が載っている、という事で、そのまま決定となりました。

まぁ、そんな感じのものでしたので、
練習もダラダラとかったるく時間が過ぎていくだけで、そうこうしているうちに、あっという間に本番当日。
もちろん、皆、全然上手く歌えませんでしたが、
なぜか、

 15クラス中5位、

という好成績を収め、表彰されてしまいました(上位5クラスが表彰対象)。

表彰後、その審査員の先生に、

 「ハーモーニーの “ハ” の字も無いし、それどころか、音程だって外れまくってたのに、
  あんなヘッタクソな合唱が、なんで5位なンですか?」

って聞いたら、

 「君のガッツだよ」

と言われ、肩をポンと叩かれました。
実は、

 坊主頭の野球部員が指揮者、

という滑稽な絵面を、僕は逆手に取ってやろうと思い、
本番で指揮台に上がった際、
膝屈伸や伸脚、肩回しや腕伸ばしなどの柔軟体操を、大きな掛け声とともにややオーバーアクションでして、
あえて、

 音楽(文化系)とは無縁の野球部員(体育会系)が指揮します・・・、

って事をアピールしてみせたのですが、
どうやら、そのパフォーマンスが、

 音楽が苦手なのに、指揮者を引き受け、
 合唱コンクールをなんとか盛り上げようと一生懸命な生徒、

っていう、
元々、先生が勝手に思い込んでいた僕のイメージと相まって、熱く、爽やかに、その先生の心に響いたようでした。

してやったり、でしたが、
同時に、

 「君のガッツだよ」って、だったら、楽譜、関係無いじゃん!

って思った事を憶えています(笑)。


その合唱コンクール第5位の表彰状と、
        文化祭の冊子の合唱コンクールの頁。
表彰状は、
教室の掲示板にずっと貼ってあったのを、
2年生が終わる修了式の前日、
担任の先生から、

 「これは、真水が責任持って保管しなさい」

と押し付けられたものですが、
40年以上の月日が過ぎ去った今でも、
その言い付けを守り、ちゃんと保管してありました。
なんて素直で律儀で健気な僕(笑)。

冊子の方は、
見ると、最初に決まった『白い水平線』のまま載っちゃってますが、
なんと、隣のクラスの曲も『ハイスクールララバイ』。大ヒットしてましたからね、ホント。

余談ですが、
この、隣のクラス同士の “『ハイスクールララバイ』対決” は、我がクラスの圧倒的勝利に終わっています。
なんたって、表彰されてますからね、僕らは・・・。エヘン。

とはいえ、
その表彰は、先述のとおり、
合唱のクオリティによるものではなく、
指揮者の僕に対する、審査員の先生の間違った思い込みによるもの、ですけどね(苦笑)。
要は、

 歌ってる方も聴いてる方もいい加減な、軽薄で益体も無いコンクールだった、

というわけです(笑)。

けど、なんか楽しかったし、
間違った思い込みで、とはいえ、「君のガッツだよ」なんて言って褒めてもらえて、嬉しかったよ、先生。ありがとうネ!

・・・これが、“青春” と“白い・・・” で思い出す出来事です。
   
・・・というわけで、白い “ガッツ” 星人(笑)。


ガッツ星人
バンダイ製 ウルトラ怪獣コレクション、全長約16センチ。

第99回「美しき侵略者・その2』の中でもチラッと紹介した人形ですが、
昭和58年、
のちに “ウルトラ怪獣シリーズ” という商品名で
約30年にわたるロングセラーとなるソフビ人形シリーズの、
いわゆる第1期(初版)の発売期間中、
一般流通版の着色済み人形と異なり、購入者が自分で色を塗って楽しむ商品として、
玩具店ではなく模型店を中心とした別ルートで販売されていた、俗にいう “白色成形版” です。  
 
          ガッツ星人は鳥みたいな顔してるから、
“白いアジフライ” よりも、
となりの “白いチキンカツ” の方に因んでますかね(笑)。
 


・・・いかがでしたか?
最後、高校生時代の思い出をダラダラと語ってしまい、ちょっと長くなってしまいましたが、
まぁ、今更・・・、ですよね(苦笑)。

次回もこんな感じで、3軒のお店、そしてその店の料理、紹介させていただきます。
それでは皆様、ごきげんよう。 心と体に、良い食生活を・・・。





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